【現状を変えたい先生へ】GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法(スコット・アラン)

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こんにちは、おさらです。

大学3年生の時に独学でTOEIC800点を取得し、小学校と中学校で400人以上の子どもたちに英語を教えてきました。現在は、英語学習や教育関係について発信しております!

本の紹介

今回読んだ本はこちらです。

 ライフコーチであるスコット・アラン氏「GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法」です。

 この本は、素晴らしい人生の作り方を伝授する指南書です。

 今現在送っている人生から、さらに素晴らしい人生へと変えるためのヒントが100個掲載されており、すぐに実践できる方法も多数あります。

こんな人にオススメ!
  • 今いる環境で心が折れている人
  • 人生に納得感を持って生きたい人
  • 自分の人生を大切にしたい人
  • 若手の先生

この本を手に取ったきっかけ

 中学校教員として正式採用された1年目。

講師として働いていた時と比べて、比にならないほどの業務量と多忙感で頭の中が全く整理されていませんでした。

このままでは、中学校の英語教員として叶えたい夢を叶える前に、自分が腐ってしまう!と危機感を感じ、この環境でもできることを始めるために、この本を手に取りました。

心惹かれた引用パートと感想

限られた人生の中で、最も大切なことをする

15 最も大切なことをする

 今、あなたにとって最も大切なことは何か?家族と過ごすことか?自分の会社を立ち上げることか?減量して引き締まった体つくることか?ボランティア活動をすることか?新しい外国語を学ぶことか?マイホームを建てることか?

何が自分の人生に最大の価値をもたらすかを見きわめれば、かぎられた時間をどう使えばいいかはすぐにわかる。(p.45)

 「最も大切なことをする」

 この短くもインパクトのある言葉が、自分の生活を見直すきっかけとなりました。

 一瞬、一瞬が自分の人生を作っていきます。今、自分の将来につながることや、やりたいことをやっていくことが、自分の人生における満足感に繋がります。

 教員時代も上記の引用をよく自問していました。

「今、目の前の子どもたちとって、1番スッと頭に入ることは何だろう?」子どもたちに伝えたいことは山ほどあるけれど、状況に応じて内容を取捨選択しなければ、子どもたちの耳には入りません。

学級の様子や子どもたちの年齢、季節や行事のタイミングなどを教師が把握し、伝える内容や行う活動を選ぶことで、その場において「最も大切なこと」ができます!

自分の人生の目的を叶えるために、志の高い人たちと交流する場をつくる

34 志の高い人たちと交流する場をつくる

知識と経験を共有できる。お互いの知識と経験を学ぶことによって、問題解決に生かすことができる。

支え合うことができる。目標の達成につながるポジティブな環境に身をおくことによって、試練を乗り越えて恩恵を受けることができる。

自信を高められる。アイデアを共有して建設的な意見を得る場を確保することによって、安心して自信をつけることができる。

人間として成長できる。目標に向けて努力しながら、自分を見つめ直す機会を得ることによって、お互いの成長をうながすことができる。(p.87)

 毎日が職場と自宅の往復で、疲弊しきっている。

 土日は、スキルアップする余裕がなくて家でダラダラ過ごすか、友達に誘われて飲みに行く。

 そんな経験が私にはあったのですが、そんな時に、「自分より一歩手前を歩いている人」と関わることで、現在の自分の視座では見られない世界を知ることができ、心の風通しが良くなりました

 特に、②のポイントが大きいです。私が外国語専科として小学校で勤務していた時、小学生向けの英語の授業で大切なことは何なのか、楽しい英語のゲームはどんなものがあるのか、分からないことでいっぱいでした。

 そんな時に、インスタグラムを通して、小学校外国語教育に関して発信している方に出会い、救われました。ただ、恩恵を受けていることの方が多かったため、「志の高い人たちと交流する場に行く・探す」よりも「自ら作る」ことの方が得られるものは格段に大きいと思います。そんな人になりたいですね!

目標を達成するために、粘り強さを身につける

93 粘り強さを身につける

…粘り強さは、何かに秀でると決意し、そのために誰よりも努力することによって身につく。

粘り強さを発揮するには、目標達成に向けて不断の努力が必要である。それは情熱と辛抱強さの組み合わせで、根底にあるのは「どんな試練も克服できる」という信念だ。

スキルを磨く。粘り強さは大好きなことに取り組むことによって身につく。…

粘り強い人と付き合う。…あなたに必要なのは、ほめて伸ばしてくれる前向きで粘り強い人たちだ。

大きな目標を設定し、その実現に全力を尽くす。昨日よりも今日、今日よりも明日というふうに前進するためには、たえず自分との競争に勝たなければならない。大きな目標の達成のために全身全霊を傾け、ほしいものが手に入るまで努力を重ねよう。(p.217)

 このパートは、仕事(英語学習や授業準備)に意義を見出したい時に有効でした。

 仕事は楽しいこともありますが、苦しいこともあります。苦しいことを経験している時は、時間が長く、そして孤独に感じ、困難を乗り越えるための粘り強さが必要になります。

私の場合、「①スキルを磨く」ことは、英語力を高めたり、授業力を上げたりすること。

「②粘り強い人と付き合う」は、ベテランの英語教師や、自分が尊敬できる友達や先輩に実際に会いに行ったり、連絡をとったりすること。

「③大きな目標を設定し、その実現に全力を尽くす」ことは、遊ぶ感覚で自然と英語を身につけられる授業を提供して、英語好きな子どもを増やすことの計画と実践でした。

特に②には、目標達成のために非常に有効です。前向きで粘り強い人たちと会い、対話をする中で、漠然とした願望が、決意や必然性に変わるのです。

一人で自分自身を励まし、解決策を考えるよりも、自分を支えてくれる粘り強い人と共に時間を過ごす方が、何倍も早いスピードでゴール地点に辿り着くことができます。

書籍情報

【書籍名】GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法

【著者名】スコット・アラン 【訳】弓場 隆(ゆみば たかし)

【出版社】ディスカヴァー・トゥエンティワン

【出版日】2023/4/21

【読んで良かったレベル】★★★★☆

終わりに

 一度しかない人生を最高の人生にするためには、自分自身が人生の主人公となって、叶えたい目標や夢の実現に向かって粘り強く生きることが大切!

以上、おさらでした〜!

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